◇ 725 奥青梅丘陵  本部合同

5月15日(日)  晴れ

参 加 者支部 11名   本部 18名  合計 29名
費  用\2100円(新宿起点)
コースタイムJR青梅線・石神前9:30-三方山11:00-41号鉄塔11:10-古里線12号鉄塔11:28-基準点54号11:40~12:25-基準点57号12:50-吹上峠13:20-基準点51号13:55-指倉峠14:10-オキジョウゴ14:20-荒田峠14:40-青梅第七小バス停15:00

 晴天の五月の日曜日、石神前駅に集合したのは総勢29名。本部の参加者は、埼玉、東京のみならず、千葉、神奈川など広い範囲にわたっている。
 リーダーから地図と、新ハイNO.651の箱田孝光氏の「もう一つの青梅丘陵を歩く」のコピーを配布していただく(この資料はとても役に立った)。
 駅前に散歩に来ていた地元のシニアの方達に送られて、張り切って出発。線路沿いの道を少し青梅方面に戻って、線路を渡ると、神社があり、その脇から山道に入る。沢に沿って歩きやすい林道が続く。ところどころシャガの群落があり、見事な花を咲かせている。
 まもなく「ストックを使ってください。」とリーダーからの指示があり道は細く急な登りとなる。そして雷電山方面からのメインコースの縦走路に出る。すぐに三方山の頂上に。地図上で、454.3メートルの三角点のあるところだ。樹林帯の中を登ってきた目に開けた北側の広大な眺望がまぶしい。これから行く尾根がよくわかる。ここには、縦走路を歩いて来たハイカー達が数人いてちょっとにぎやか。次の目標の41号鉄塔も行く手に見えている。
 下って、メインコースから分かれ、鉄塔の下をくぐり、又、道標のない人に会わない道を進む。基準点54号は、地図上では350メートルの峰で、林の中にあり、展望はない。細長い山頂で昼食。ここから尾根道をはずれて、南よりに細い踏み跡のような急斜面を下る。途中からテープの目印が見つかったがわかりにくいところだ。すぐにしっかりした道になる。
 吹上峠は深い谷のようで、小さい標識があるだけ。かつては集落をつなぐ峠道として人や物が往来したそうだ。基準点51号、指倉峠と、ずっと静かな樹林帯の中を歩き続けやや単調だなと思い始める頃オキジョウゴという小さいピークを過ぎると、人里が急に近くなる。あっという間に荒田峠を経て林道に出、小学校わきを通ってバス停に着き、そこで解散する。
 今回は、三方山以外ほとんど樹林の中を歩き、展望がなく人にも会わない本当に静かな渋いコース。指導標がなく地図を見ながら行くという大人の山行だと思った。リーダーの先導でどんどん歩くので、何の苦もなく進めたけれども私一人では無理だろう。少人数で、「さあ、ここからどっちに行くのかな」と、時間もある程度かけて地図と首っ引きで道を見つけながら歩けたらもっとワクワクすることだろう。そんな機会があったらいいな。また地図読み山行を計画してください。

M 記