718 中信・蓼科山
4月29日 歩程約4時間 一般向き強
天 候:曇り時々晴れ |
展望を期待して、まだ雪の残る蓼科山に出かけました。
連休初日で高速道路の渋滞が心配されましたが、予想通り、我々の出発時刻には、まだ渋滞の先頭は花園インターには到達せず、普通に走れる程度の混雑でした。しかし、途中で数台の玉突き衝突事故があり、ここでしばらく渋滞にハマりましたが、想定内の時間で、登山口である女神湖に到着しました。
事前の情報では、蓼科スカイラインは積雪にて通行止めとの由でしたので、白樺高原国際スキー場の本日より運行のゴンドラリフトに乗車し、終点から歩き始める予定でした。が、スカイライン入り口は確かに通行止めでバリケードで塞がれているのですが、車はすり抜けられるようになっており、これは「自己責任」で乗り入れ可能と判断し、しばらくスカイラインを登りました。七合目蓼科神社直下で、道が雪で塞がれており、車はここまででした。既に十数台の車が道路に縦列駐車しており、その隙間に車を入れ、登山準備を開始しました。
ほんの数分歩くと、あたりは一面の積雪で、それもよく締まっており、登山靴は数センチ潜る程度で快適に登ることができました。もちろん時に踏み抜くこともありましたが、雪の感触を確かめながらの楽しい登行でした。1.5時間ほどで、将軍平に到着しましたが、ここから見上げる蓼科山本峰は急斜面に雪を光らせて、聳え立っていました。ゆっくりと落ち着いて、斜面を登りますが、たぶんこの位の積雪があった方が、地面の凹凸や岩塊がマスクされて、かえって登り易いのではという印象でした。
頂上の展望は今ひとつで、近くの八ヶ岳はよく見えましたが、北アルプスや南アルプスは頂上稜線に雲がかかっており残念でした。
頂上でのんびりしたかったのですが、風がやや強く、また急に日が陰って小雪がぱらついたりと、変わりやすい感じで寒いので、名残惜しく頂上を後にしました。
下りは本当にあっという間に、ほとんど休みもせず降りてきてしまいました。
楽しいスノーハイクでした。
七合目、蓼科神社の一の鳥居付近です。既にたっぷりの雪です。 | |
将軍平に向かってどんどんと標高を稼ぎます。画面で見えるようにほとんど靴はもぐらず、軽アイゼンが小気味よい音を立てて、雪に食い込んでいます。 | |
左)将軍平から、本峰を見上げます。わずかに白い円頂がのぞいています。 | |
頂上では恒例の大漁旗。ちょっと寒かったですが、皆さん笑顔です。バックの八ヶ岳が綺麗です。 | |
頂上の一角にある蓼科頂上小屋は、屋根まで雪がかかっています。それでも今日から営業中とのことです。 | |
名残惜しい頂上を後にします。 |