NO.679  
◇大平山〜晃石山〜岩船山
        


◇期  日:12月5日(日) 
◇天  候:快晴
◇費  用:1,750円(大宮起点)
◇参加者:10名

 7時半過ぎ、東武日光線の新大平駅にメンバー10名がそろう。雲ひとつない青空、風もなく絶好のハイキング日和、足取りも軽やかに謙信平に向かう。とても名残とは思えない鮮やかな紅葉の謙信平、さすが《陸の松島》と言われるだけあってその展望は天下一品、富士山もしっかりと見える。
 大平山神社奥宮の小さな社、リーダーが貯金箱のような賽銭箱にではなく、社の前にお賽銭を置くや否や手を合わせる輩、リーダーと一緒に今日の安全を祈願する。
 歩いている時間と休んでいる時間が半々の超のんびりハイク、足よりも口を軽やに晃石山に向かう。日本で唯一 一辺21cm(普通18cm)の一等三角点が埋設された晃石山山頂からの展望はまさに絶景。快晴の空の下、冠雪した白根山、男体山から女峰山など日光の山々が一望できる。
 晃石山を後に、桜峠への長い急坂下り、分厚く降り積った落葉に埋まった崩れかけの石段下りは相当に神経を使う、みな口数も少なく真剣な顔つきだ。桜峠でゆっくりと昼食をとる。
 馬も嫌がる難所だったという馬不入山を越え、岩船山に向かう。大岩壁を巻き高勝寺山門を通り抜け岩船山山頂へ。断崖絶壁の展望台で関東平野を眺めながら、リーダーが謙信平で買った心づくしのあんころ餅を頂く。
 低山歩きとはいえ、アップダウンの繰り返される13kmもの長丁場、余りの楽しさに足のみならず顎も疲れたがまだ足りず、「聞いとくなはれ・・・」でさらに盛り上がった下山講、まさに朝から晩まで笑って過ごした一日に、みなリーダーに大感謝。           H記


謙信平:名残の紅葉


《陸の松島》と言われる謙信平からの展望、富士山も見える


大平山神社奥宮の小社に安全祈願


晃石山の一等三角点:「なぜ、一辺21cmも??」「それはですね……」


晃石山山頂にて


桜峠への長い長い急坂下り


馬不入山の下り


岩船山の大岩壁


岩船山山頂目指して


高勝寺三重塔