NO.649  
◇甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳


◇期  日:7月21日(水)〜24日(土)
◇天  候:快晴
◇参加者:8名
◇費  用:10000円

コースタイム

 7/21 南浦和15:54=韮崎19:05(泊) 駅前旅館に泊まる
 7/22 韮崎5:00タクシー=竹宇駒ヶ岳神社5:40―五合目小屋跡11:50―七丈小屋13:50(泊)
 7/23 七丈小屋 5:40−御来仰場6:35―甲斐駒ヶ岳8:20〜9:30−駒津峰 11:20―北沢峠13:30―大平山荘14:25(泊)  7/24 大平山荘4:50―仙丈藪沢小屋7:30―馬ノ背ヒュッテ8:40−仙丈岳9:20〜9:35―小仙丈岳10:40―12:45北沢峠13:05 =JR甲府15:25=JR八王子16:30=南浦和17:40
 当初、22日早朝の特急あずさで行く予定だったが、6月17日に行った事前山行の本社ヶ丸で暑さにバテてしまい韮崎に前泊することとなった。出発前に係の清水さんから切符の買い方と七丈小屋の食事についての連絡があった。JR韮崎往復だと2日間の有効期間だが1つ先の新府は4日間、また七丈小屋でレトルト食品を買って食べる予定だったがヘリが飛ばす小屋には何もないとのことで夕食と朝食を持参することである。つまり6食分持って来ることになった。22日早朝からの登山は好天で非常に暑く黒戸尾根名物のハシゴや鎖の連続や刃渡りもあって非常に体力を消耗した。このルートは挑戦する人が少なくまた花も少ないかと思ったがギンリョウソウやハクサンシャクナゲ等現れた。五合目小屋跡には人がいた。七丈小屋まで更にハシゴや鎖が続き大きな1段に足や身体が上がらず手で足を持ち上げたりした。七丈小屋にはストーブが焚かれ宿泊者19名。夕方着いた人の中に高田さんの四国で清水さんと一緒だった人、奈良で私と一緒だった人にお会いしたのには驚いた。23日早朝4時起床。外のベンチですがすがしい朝焼けの富士山や鳳凰三山に感激しながら朝食を済ませた。よいよ山頂にむけ出発。やはりハシゴや鎖がある。甲斐駒ヶ岳山頂に登頂すると仙水峠からの登山者とで非常に人が多い。360度の展望。ゆっくり休み下山した。登る人も下る人も多い。楽なコースと言われて昨日ほど水分を取らなかったが、駒ヶ峰まで下り双児山の小ピークを越えて北沢峠に。やはり大変で樹林帯に入るとホッとした。明日の仙丈岳挑戦のため今夜の泊まり大平山荘に向かう。         S 記

 24日(3日目)暗いうちに起き出し、昨夜作っていただいたおにぎり弁当を半分だけかっこみ、美人女将の大平山荘に別れを告げる。いよいよ仙丈岳に向かう。栂林のフィトンチットの良い香りに酔いしれながらもくもくと登る。沢ぞいに行くと残雪もあり涼風で気持ちよい。最高だ。高山植物のグンナイフウロ、黒ユリ、丸葉ツワブキなどが私達のくたびれた足に「頑張ってね」と言っているかのように咲き乱れている。馬の背を登るともう一息。やっとのことで頂上に着いた。リーダーと喜びの熱い握手を交す。ありがとうございます。 朝飯の残りの塩鮭弁当が実に旨い。日本人に生まれてよかったと思う。若者もたくさんいて女性のスカート姿も新鮮だ。下山は急坂で正直な所泣きたいほどつらかったが北沢峠が真下に見えた時は自然と熱いものがこみあげた。リーダーのすごさと皆さんのそれぞれの足の強さに感服。お仲間の皆さん!一生の思い出ができました。お疲れ様でした。  O 記


刃渡りを越え・・・


梯子を登り


足を引き上げ


急登が続く


甲斐駒頂上にて


雪渓を横目に


仙丈の頂上にて


甲斐駒を正面に仙丈を下る