NO.631  
三ツ峠山
        


◇期  日:4月25日(日)
◇天  候:晴
◇参加者:18名(支部11名、本部7名)
◇費  用:5,710円

 コースタイム:南浦和6:38 =河口湖駅9:30 =三ツ峠登山口10:15〜10:30―三ツ峠山荘12:00―三ツ峠山(開運山)12:30〜13:25―木無山13:37―霜山15:05―天上山15:55―ロープウェイ富士見台駅16:10―河口湖駅17:06=南浦和19:55

 バスを降りた三ツ峠登山口は、四月下旬にも関わらず冬の装いのままの枯木立。陽射しだけは暖かな中で準備体操を行い、本部合同山行のためメンバー紹介をする。「ツツピー ツツピー」とシジュウカラの囀りが響き渡る中、荒れた林道に歩を進める。期待の花は全く無いどころか、5センチもあるような大きな霜柱が道の両側に現れ、さらに前夜に降ったと思われる雪も所々に見られる。道は霜解けで泥んこ状態に変わり、すべって転ばぬよう慎重に・・・。悪戦苦闘して頂上に到達すると、下界では見事に見えていた富士山は、何時しか頭を雲のベールで包んでおり、裾野だけが雄大さを示している。西には遠くに八ヶ岳や白峰三山、甲斐駒ケ岳が、すぐ目の前には4日後に支部山行が組まれている御坂山が、そして東には御生体山や杓子山などの山並みが望まれ、昼食に楽しみを添えてくれる。下りは唐松の落ち葉を敷きつめた南斜面を、富士山に向かって快適に歩む。下るにつれ、富士山を隠していた雲のベールが徐々に除かれ、ついには完全に姿を現す。エイザンスミレなどの花も目に入りだし、春の季節へ戻ってきたことを実感する。そしてロープウェイ近くの富士見台では、満開の桜越しに富士山の雄姿を堪能して、河口湖駅から帰路に着いた。   I 記




霜に覆われた道を行く


三ツ峠山で集合写真


一休み



桜と富士山を堪能


桜越しの富士山