NO.626  
狭山丘陵歩き
        


◇期  日:4月4(日)
◇天  候:曇り
◇参加者:19名
◇費  用:1,240円

 コースタイム:南浦和8:28 =武蔵大和9:30 ―円乗院9:53―東大和市郷土博物館10:30〜10:45豊鹿島神社11:20―八坂神社11:50〜12:30―武蔵村山歴史民族資料館13:50〜14:00―横田バス停14:58=東大和15:26=南浦和16:50

 スタートポイントとなった武蔵大和駅前で、我々を出迎えてくれたのは見事に咲きそろった満開の桜であった。晴天との天気予報がはずれ、曇り空ではあったが、桜を目にしたとたん、晴れやかな気分に満たされる。宮崎駿監督の「となりのトトロ」のモデルになったことで知られる狭山丘陵に歩み入る。散策路の柔らかな土の感触、新設された木道を歩む足取りは皆軽い。広大な丘陵の木々は、漸く芽吹きが始まったばかり、緑のトンネルにはまだ早く、森の精霊“トトロ”との対面は、またの機会に譲ることに。円乗院・雲性寺・豊島神社・八坂神社・真福寺など歴史を感じさせる寺社を巡り、大和市郷土博物館・武蔵村山市歴史民俗資料館では、展示されていた山里の民具に往時を偲ぶ。丘陵と山里の繰り返しの中で、真赤に咲くボケ、目が覚めるような紫のオオアラセイトウ、遠くからでも目に飛び込んでくるヤマブキ、スターフラワの別名を持つハナニラなどの花を愛で、鶯の囀りを楽しむ。真福寺では十本ほどの見事なシダレザクラにしばし時を忘れる。境内での集合写真撮影では、近くで遊んでいた5歳位の男の子2人に依頼。写真を撮ったことがないという二人、念のためそれぞれにシャッターを押してもらう。「僕たち、ここに住んでいるんだよ」 いずれは住職? Mさん、戻って行って飴をお礼に。「合掌!」 野山北公園では、大振りの花を咲かせたカタクリの群落、清楚な白を際立たせたミズバショウなどを楽しむ。2コースを一日で巡って気分も体力も充分満足して、バスに乗り込んだ。                 I記




満開の桜に出迎えられた武蔵大和駅出発


トトロの森を行く


郷土博物館を後にする



鳥居


5歳位の男の子、初めての写真撮影