NO.609  
◇加治丘陵 七つの三角点



◇期  日:1月16日(土)
◇天  候:晴れ
◇参加者:19名
◇費  用:1,100円

コースタイム  南浦和8:01=9:00仏子9:25―高生寺裏山三角点9:45―阿須山三角点10:15―金子神社付近三角点11:05―11:25高養寺裏山12:05―木蓮寺付近三角点12:55―七国峠三角点13:20―山王塚三角点14:55―15:28元加治駅15:42=15:51秋津

 加治丘陵の「七つの三角点を探し歩く」という地図読み山行であり、仏子駅に着くと、早速、シルバコンパスを使った地図の読み方の講習が行なわれた。青く晴れ渡った空の下、全面結氷の川を渡って丘陵に分け入る。冬枯れの樹林越しに、時には飯能や狭山の町並みを目にしながら、落ち葉を踏みしめ、地図をたよりに三角点を求めて歩きまわる。里山ゆえに、山道は無数に分岐したり交差するが標識は乏しく、頼りにできるのは必然的に地図とコンパス、そして山歩きで培ってきた嗅覚。この辺りと思われるエリアに到達すると、蟻が食べ物を求めて歩き回るように、19名があたりの藪に分け入って三角点を探し回る。「在ったよーー」の雄叫びが上がると、そこに駆けつけ、手で触れ、写真に収めてけりがつく。陽だまりではイヌノフグリやホトケノザが可憐な花をつけ、林の中ではヤブコウジが赤い実を付けている。コウヤボウキの枯れ花に目をやり、また日陰では霜柱に身が引き締まる。丘陵を歩きに歩いて探し当てた三角点の数は「 6 」。岩淵の尾根付近の三角点は、手分けして探した甲斐もなく見つけ出せず、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にした。
 元加治駅のホームに佇むと、ススキの穂が午後の日差しに白く輝いて、木枯らしにゆれていた。電車乗換の秋津での下山講では、40数年前の若き日に遡り、隣同士で腕を組み、スクラム再現を演じて気勢をあげる一幕も。まだまだ山歩きの「気力」は健在・・・。 I 記




スタートはコンビニ?


最初の関門、いや山門


NO1,発見


次へ、旧サイクルロードを行く


道なき道を、果敢に!


この神社の先にあるの?三角点


イバラの棘の中に、あった!!


よく手入れされた竹林を行く


冒険の後のお弁当はおいしい〜


これは、何番目?


ちょっと休んで、はい、パチリ!


リーダーの指示を待つ


感動の七つ目!


戦いすんで、日、傾く....