NO.576
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◇ 早川尾根〜アサヨ峰
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◇期 日:8月5(水)-7日(金) ◇天 候:晴、曇、雨 ◇参加者:7名 ◇費 用:22,000円 |
夏の日差しの中、昼近くに広河原登山口をスタート。早速センジュガンピの白い花が迎えてくれる。急登が延々と続く。苦しくなる呼吸に、休憩の回数も増すが、高度は着実に稼いでいる。カニコウモリやズダヤクシュの花に苦しさを紛らわせ、ゴゼンタチバナの白い花が数を増した頃、待望の広河原尾根に到達。そこから先は、北岳や鳳凰三山の眺めを楽しみながら、早川小屋に到着。ホソバヤマハハコの群落を眺めながら、ビールで乾杯。 2日目は、明るくなるのを待って5時に出発。北岳や鳳凰三山、そして目指す甲斐駒ケ岳など南アルプスの山々が霧に隠れたり、現れたり。雲海越しに八ヶ岳が遠望され、足元にはセリバシオガマが白い花を咲かせ、ツマトリソウやトモエシオガマも。急登の末にアサヨ峰(2799m)に到達。岩の道を下り、岩の道を登る。緑の斑点のある淡い黄色のトウヤクリンドウの花が、岩の間に咲き競っている。子供を従えた雷鳥が岩場に現れる。大きな岩を幾つも登り切って、栗沢山(2714m)に立ち、一息入れる。ここからは、急降下の連続。仙水小屋に到着すると早速、ベンチで祝杯を挙げたが、大粒の雨が突然降り出し、小屋に逃げ込む。雨の前に山小屋に着いていた幸運を互いに喜ぶ。 3日目は、3時に起床したが、外は雨降り。6時まで待つも、好転の兆しは無い。甲斐駒ケ岳の、雨中の岩場の急登を鑑み、登頂を断念する。また何時の日にかの、再アタックを期して帰路に着いた。 I記 |
広河原峠目指して
急登に続く急登、ひと休み
広河原峠 : なんと! コースタイムを30分以上も縮めて到着
早川小屋前で談笑 「へへ・・・、思ったより楽だったね」
刺身などとても山小屋とは思えない豪華で美味しい夕食
甲斐駒を目の前に見ながら早川尾根を行く、振り向いてパチリ。
早川尾根より望む雲海に浮かぶ八ヶ岳(山座同定:O氏)
アサヨ峰山頂
目前に姿を見せた雷鳥
栗沢山目指して岩稜帯を行く
栗沢山山頂
仙水峠
仙水小屋に向かって
仙水小屋前で乾杯!
仙水小屋の夕食は屋外、食べ終わる直前に突然大粒の雨、あわてて小屋に逃げ込む。