期　日　　7月12日（日）　晴れ
費　用　　1,800円
参加者　　20名

ｺｰｽﾀｲﾑ 　南浦和駅8:01 =9:21武蔵五日市駅9:45―小峰公園ﾋﾞｼﾞﾀｰｾﾝﾀ10:15―ホオジロ尾根 展望広場下10:50―12:00金剛の滝13:00―13:20廣徳寺14:15―武蔵五日市駅 15:00―南浦和駅16:15

　武蔵五日市駅前で、「時間に余裕があり、ゆとりある山行とする」旨の挨拶がある。夏の日差しの下、秋川で水遊びをする人々を眺めながら秋川橋を渡る。最初に訪れた小峰公園ビジターセンタにて、動植物の情報収集をする。公園内をしばし散策し、ホオジロ尾根に向けゆったりとした歩を進める。予想外に山野草の花の種類が多く、立ち止まり、屈みこみつつ、銘々に写真撮影を楽しみながら歩く。ヤマユリ、ヤブカンゾウ、オカトラノオ、ウツボグサ、オオバジャノヒゲ、ヒメヤブラン、ヤブコウジなどが、あちこちに咲いている。目を皿のようにして探すこと一時間半ほどで漸く見つけ出したのは、オオバノトンボソウ。黄緑色の可愛らしい花にトンボの尾の様な細長い突起が目をひく。ハグロソウの可憐な花が、一輪、また一輪と目に入る。しばし渓谷を進むにつれ、空気がひんやりとしてくると、目の前に滝が現れる。岩の洞窟をくぐり抜けると更に大きな滝が現れる。滝と、岩に生えているイワタバコの花を観賞。滝を少し下った所で、１時間ほどかけて昼食をとり、広徳寺へ。チダケサシの花、"はがき"の名前の由来であるタラヨウの木を眺め、由緒ある山門や本堂を拝む。グループの画家さん方は早速、この景色をスケッチ。さすが上手なもの、その腕にただただ感心させられる。駅に向かう途中、小料理屋入口の大きな岩に咲く満開のイワタバコが我々を見送ってくれた。南浦和に無事帰還し、下山講でも話に花を咲かせた。　　　　　　I　記