No. 564 
◇ 大入道〜剣ヶ峰

期 日  6月7日(日) 晴れ
費 用  
参加者  23名

コースタイム  南浦和「まるひろ」7:00=矢板インター8:50=学校平到着9:30−大間々台・駐車場10:00―八海山神社11:00―剣ヶ峰11:40―大入道13:10―学校平14:40―バス出発15:15―途中「矢板温泉」にて入浴―矢板インターから「千円渋滞」に巻き込まれるも20:08南浦和到着 

  天気予報が変わり、梅雨入り前の快晴に恵まれる。昔、軍用馬の放牧地であったという高原山山麓の標高1,000mないし1,200mの「八方ヶ原高原」を利用する。レンゲツツジの根には毒があるため、馬に食べられなかったので、その大群落が出来たそうだ。大型バスは、「学校平」の「山の駅・たかはら」の駐車場に止め、ここで登山の支度をし、ここからバスで更に標高約1,200mの「大間々台」駐車場まで送って貰った。レンゲツツジの大群落が満開の日曜日とあって、多数の観光客の車で混雑していた。本部参加の新井 昇さんがリーダーとなってストレッチの準備体操を行ってから登山を開始する。 最高峰の「釈迦ヶ岳」に向かう砂利道を進み、「剣ヶ峰」まで1.5kmの標識に従って右側の登山道に入る。樹林帯の中を尾根筋に向かって登ったが、「見晴コース」の名前のとおりやがて東側の展望がひらけ、関東平野が箱庭のように眺められる。茨城の「八溝山系」や小川・烏山方面の景色を確かめ、山ツツジやシロヤシオ、足下の草花の名前を調べながら、狭い尾根筋を歩く。小さな突起を登り詰めると、小さい祠があり、「八海山神社」だという。眺望の良い場所ではあったが、狭いので、そのまま通過する。また、「矢板市最高点1,590m」の標識があったが、灌木に囲まれて視界が利かない。危険な箇所は、その都度、声を掛け合って通過する。少し下って、登り返すと「剣ヶ峰」に到着した。その直下の開けた斜面で昼食をとる。南東側のシロヤシオは花の時期が終わっていたが、頂上付近や北側には「満開のシロヤシオ」が私たちを出迎えるように咲いていた。また、「山ツツジ」が陽の光に映えて鮮やかな紅色を見せていた。午後は、樹林帯の下る楽なコースであったが、急勾配の下り坂が何カ所かあり、登山道が沼っていないことに感謝しながら慎重に下る。また、登り返しも数カ所あった。30〜40m程の丸山が「大入道」であった。小休止して、再び、同じような登山道を下ったが、このコースは「ツツジ三昧」と言われているそうで、山ツツジ、シロヤシオ、アカヤシオなどが新緑の木々の間に眺められた。「学校平」、「小間ヶ台」までの距離表示のある標識に元気付けられながらひたすら歩く。やがて平原状となった小間ヶ台に着く。午後は一時少し風が出たが、快晴と木々の新緑に慰められ下山後もストレッチ体操を怠らず、また温泉の薬効もあって心地よい山行となった。                                 I 記