NO.558 
◇ 備前楯山

◇5月10日 (日)
◇天  候:晴れ
◇参加者:21名
◇費  用:3600円

 コースタイム 大宮駅東口埼玉りそな前6:40=宇都宮日光道8:10-銀山平8:50-舟石峠9:15--備前楯山山頂10:40-舟石峠12:00-足尾環境学習センター13:10-霧降の滝-14:10霧降高原散策14:50-大江戸温泉物語・日光霧降入浴15:50=大宮駅東口埼玉りそな前17:30

 新緑の芽吹きが素晴らしい備前楯山登山口の舟石峠に到着。非常に整備された駐車場で沢山のハイカーが利用していた。山の名前の由来は江戸時代の初め2人の農夫が露頭の銅鉱を発見しその功績をたたえ生国備前の名を取り名付けられたとのこと。足尾銅山発祥の山である。登山道に入ると雑木林の緩やかな登りの尾根道で“フモトスミレ”“ニオイスミレ”がお出迎え。“東国ミツバツツジ”の紫色も新緑の中に映える。丸太の階段を登り鞍部に出ると“アカヤシオ&シロヤシオ”の群落に参加者の歓声が沸く。“コシアブラ”の木がそこかしこにあり貴重な大木にもお目にかかり感心しきりで最後の急登にチャレンジすると眼前が急に開け山頂に到着する。岩場の狭い三等三角点の山頂ですが展望がよく最盛期の鉱山の排煙公害で未だに赤茶けた山肌が露呈し煙害の凄まじさは筆舌に尽し難く植林再生作業の道の遠さを痛感する。岩肌の先に男体山、社山そして庚申山から皇海山方面のパノラマを一望する。オオルリなどの野鳥の囀りを楽しみながら来た道を下山。足尾環境学習センターに立ち寄り次に霧降高原に向かう。観瀑台で滝を観賞したあと群生する“山ツツジ”のトンネルを散策し近くの日光霧降温泉で疲れを癒す。素晴らしい景色と華麗な花を楽しませていただいた山行でありました。                K 記