NO.524
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◇ 伊豆ヶ岳 ・ 東尾根
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◇期 日:11月15日(土) ◇天 候:曇り ◇参加者:7名 ◇費 用:1,670円(武蔵浦和起算) |
コースタイム 西吾野駅8:35−森坂峠9:10−下久通集落9:30−伊豆ヶ岳山頂11:30〜12:20−花桐集落13:20−西吾野駅14:00 西吾野駅から小さな峠(森坂峠)を越え、下久通集落に出た。山間の民家の庭には柿や柚がたわわに実り、日本の秋らしいのどかな雰囲気だ。集落の中を、喋りながら歩いてゆくと右手に鳥居が見え、それを目指して民家の脇の細道を登る。その奥に琴平神社があり、その裏手が、伊豆ヶ岳東尾根の末端だった。尾根の登りは植林帯の中だったが、地形に変化があり面白い。やがて、標高が上がると、落葉樹林帯になり、紅葉と尾根の起伏が、絵葉書のような景色を作り出していた。しかし、上に行くほど、踏み跡は薄くなり、判然としない。とにかく、尾根を忠実にたどる。最後は南面の巻き道に入り、ほどなく「子の権現」への縦走路に飛び出した。そこから山頂までは、ほんのわずかの登りだった。伊豆ヶ岳の山頂は、この日も大勢の人で賑わっていた。展望が良く、露岩もあり、雰囲気がいい。山頂の素晴らしさが伊豆ヶ岳の最大の魅力だと思う。私たちは北側にある小さな広場を陣取り、1時間弱くつろいだ。
帰りは花桐集落に至る沢ルートを降った。この道も荒れており、判然としない場所が数箇所ある。しかし、危険な所はなく、むしろ、整備された道より楽しい。1時間ほどで、コンクリートの道となり、集落があらわれた。途中、縦走路から迷い込んだ青年にあったが、この青年が、山頂付近以外で出会った唯一の人となった。登りも降りも、不明瞭かつ、道標が全くないルートだったが、この山の主とも言える小沢さんの案内で、迷うことなく、一般ルートでは味わうことができない、伊豆ヶ岳の魅力に触れることができた。 (T記) |
伊豆ヶ岳山頂
森坂峠越え
日本の秋らしいのどかな雰囲気の下久通集落を行く
右上に見える琴平神社の鳥居目指して民家脇の細道を登る
起伏の多い落葉樹林帯の尾根路
やさしく色づく尾根の路
山頂北側直下の小広場より見る伊豆ヶ岳山頂
伊豆ヶ岳山頂直下の急斜面を降る
ルートが判然としないコースを降る
整備された路より楽しい沢コース
花桐集落を行く
伊豆ヶ岳の魅力を堪能し、足どり軽く西吾野駅に向かう