NO498 
◇ 六万騎山・浅草岳

◇期 日: 6月28日(土)〜29日(日)
天 候: 1日目晴れ 2日目雨
参加者: 11名
費 用  15,200円


コースタイム
6/28(土)
南浦和6:45=五日町・地蔵尊10:20−見張台10:45〜11:30−六万騎山11:35−庚申塔11:55−地蔵尊12:05=大白川(大雲沢ヒュッテ・泊り)13:30
6/29(日)
大雲沢ヒュッテ6:45=ネズモチ平登山口7:15−桜ゾネ8:00−嘉平与ボッチ9:25−前岳9:45−浅草岳10:00−前岳−嘉平与ボッチ11:20−桜ゾネ12:25−ネズモチ平登山口13:00

6月28日 晴れ
 所沢ICからの関越道は混雑もなく、六日町ICからは一般道で六万騎山登山口に順調に着く。「単純で簡単」な山行と考えていたが、歩程は短かったものの急登で汗だくになった。30分ほど頂上らしいところに着いたので昼食にする。本当の頂上は5分先でここからは魚野川、越後の山々が見えた。宿には早めに着き、あらかじめ買っておいた酒と持ち寄った肴で乾杯、よもやま話に花が咲く。大雲沢の夕食は山菜のてんぷらから手打ち蕎麦までおいしくいただいた。食後、守門川沿いにホタル狩りに出かけ、たくさん飛び交っているのを見て感動する。

6月29日 雨

 朝、雨だが登ることにする。ネズモチ平から桜ゾネ間の林道はところどころ左の急谷から流れ落ちる水が舗装道路上を横切って流れている。桜ゾネからは登下降を何度か繰り返し高度をかせぐ。ここらあたりはコシアブラの木がたくさんあったのに今年は全く見られず残念だ。
 嘉平与ボッチをちょっと下ったところからヒメサユリの花が見られるようになり参加いただいた方にはとりあえず満足いただけたとホッとする。前岳の前後は残雪があり慎重に通過する。
浅草岳山頂はせまく30人ほどいて混雑しており記念写真だけにして下りる。浅草岳直下のお花畑はヒメサユリの群生で見事だった。下りの予定のコースは雨で泥んこ、滑って転倒の危険があると判断し往路を戻ることにした。花はヒメサユリのほかゴゼンタチバナ、イワカガミ、マイズルソウ、ユキザサ、ウラジロヨウラクなどを見ることができた。M

 今回の山行は浅草岳のヒメサユリが大きな目的であった。11人の期待を乗せて28日朝、南浦和を出発したバスは順調に走り、10時半には好天の中六日町へ。1日目の目的地、六万騎山はコシヒカリの広大な田園の小さな里山。皆、これを軽くいなし、途中、八海山などを買い込み、早々と宿へ。宿では大いに山を語り、支部の将来を語り盛り上がる。夜は、宿周辺に飛ぶ蛍にうっとりして、童心に帰る。 2日目。本番の浅草岳登山の朝。最近の天気予報は良くあたって、あいにくの雨だが、小雨だったので、登山開始。皆、雨の登山は久しぶりと口々に、ネズモチ平からの足取りは軽い。右に左に咲く花々をめでながら、嘉平与ボッチを過ぎたあたりからヒメサユリが見られ、雨にぬれて楚々と咲く姿は一段と可憐だった。 前岳をすぎると雪渓があらわれ、皆、スプ−ンカットを慎重に登る。雨が、息をするように小降りになったり大粒になったりする中、最後の湿原の木道を歩くと山頂に着く。前岳と山頂の間の草原にはヒメサユリの群落があり、にわかカメラマンと化す。 下山は結構な泥んこ道を、それでも予定通りにバスの待つ駐車場につく。皆おおわらわで乾いた衣類にきがえ、ホッとして帰路へ。5時半ちょっとには南浦和に到着し、有志での下山行は大いなる反省会だったとか。(何を反省したの?) 係りのお二人には感謝、感謝。                                    T記


六万騎山のいわれは、これ。


城址からみた、魚沼コシヒカリの田圃


前岳を過ぎると雪渓が。


気をつけて。


たった一輪のニッコウシラネ


前岳を振り返る


花盛りのタニウツギ


ちょっと怖〜いギンリョウソウ


ヒメサユリの群生.JPG


前岳付近の雪渓