No.453
立山〜剱岳〜大日岳

期 日:8月19日(日)〜22日(水)
天 候  8/20 曇り  8/21 晴れ  8/22 曇り時々雨
費 用:44120円
参加者:3名
コースタイム:
8月19日 新宿22:30=
 8月20日 室堂6:55〜7:30−室堂山荘7:38−一ノ越8:12〜30−雄山9:23〜40−大汝山10:05〜12−別山11:45−剱沢小屋13:03−剣山荘13:43
 8月21日 剣山荘4:55−一服剱5:20−前剱6:20〜27−剱岳7:56〜8:13−前剱9:42〜46−一服剱10:28〜35−剣山荘10:55〜11:30−剱御前小舎13:07
 8月22日 剱御前小舎6:07−雷鳥沢7:07−室堂ターミナル8:05〜15=扇沢=信濃大町=南浦和17:00

8月20日(月)
 明け方、バスの窓から弥陀ヶ原の向こうに大日岳と奥大日岳が見えた。室堂ターミナルからいよいよ登山開始。広い石畳をゆっくり登っていく。途中、雄山は目の前に、左に剱御前、さらに左後ろに明日登る剱岳がほんの少し見えた。
一ノ越からは東の雲の上に、穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳などが望め、数年前にもここで眺めたことを思い出した。
雄山山頂では、槍ヶ岳の眺めが見事で、笠ヶ岳、薬師岳も霧の中から顔を出し、山座同定を楽しんだ。
ほぼ尾根伝いに大汝山、富士ノ折立を登り、真砂岳は左にトラバースして別山に至る。
ここからわずか下って、分岐を右折してはるか下方に見える剱沢小屋まで急降下する。
剣山荘には午後2時前に着いた。夕食後の天気予報では富山県東、西部とも大雨洪水警報が出ており、翌朝がとても心配になった。

8月21日(火)
4時起床。ザックは剣山荘に置き、サブザックに雨具、水、食料を詰め込み剱山に向け出発。
視界は200〜300mだが雨の心配はなさそうだ。霧の切れ間からこれから向かう前剱や別山北峰がたびたび覗われる。
カニのタテバイはピンとクサリを頼りに思ったより容易に登り切る。剱岳山頂では皆で登頂を祝い握手を交わす。
あいにく霧のため、視界が悪く、記念写真だけで下山。カニのヨコバイもあっけなく通過したが平蔵のコルから振り返ると、カニのタテバイを登っていく登山者が小さく点々と見え、こんな急壁を我々もよく登れたものだとつくづく感心した。
剣山荘に戻りザックを回収して今日泊まる剱御前小舎に向かう。途中、今日中に帰宅予定の石田さんと別れる。
明日の天気予報は寒冷前線が富山県の真上になり、60〜70%の確率で雨とのこと。そのため大日岳へは向かわず、室堂に戻ることにした。夜間、突風が吹き、雨がザザッと小屋の屋根をたたき何度か目が覚めた。

8月22日(水)
 室堂経由黒部ダム〜扇沢〜信濃大町経由で無事さいたまに戻る。

<咲いていた花> チングルマ、シナノキンバイ、ミヤマアキノキリンソウ、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ、タテヤマリンドウ、トウヤクリンドウ、ウサギギク、ハクサンフウロ、ミヤマヤマハハコ


<回数券を安く買うならココ>
 七倉荘  信濃大町駅から徒歩2分(駅前に看板あり) 0261-22-1564
      信濃大町〜新宿 5,600円/1枚(特急券、乗車券込み、1枚でも買えます)
      (参考)日帰り入浴できます 500円、 宿泊可 1泊2食 7,500円(2人だと7,000円/1人)
                    M 記