NO. 449 
◇ 焼石岳

期日:7月7日(土)前夜発日帰り
天候:晴れ

 水沢駅からタクシーでR397を西走すると運転手の説明で右前方に今日登る焼石岳が 望め、まだ雪渓がかなり残っているのが確認できた。
中沼登山口から標識に導かれて木道 に入りカラマツの中を進みブナ林に変わる頃中沼に着いた。中沼の右岸を歩いていくと新 緑に囲まれた沼の右前方に再び焼石岳が見えた。

中沼をあとに小沢沿いを登ると、上沼 に着き、ここはヒオウギアヤメなどのお花畑になっておりそれらを見ながらの楽しい登り でした。
つぶ沼コース分岐を過ぎて間もなく足元から冷水が湧き出ている銀明水避難小屋 に着いた。ここで小休憩。 おいしい水で喉を潤し水筒の水も入れ替えて出発。小沢を越し草地の斜面を登っていく。

残雪を越え点在するお花畑のミズバショウは東北の遅い春を感じさせる所だった。平坦地となり木道を歩くようになると広大なお花畑の真ん中にある姥石平分岐に着いた。
焼石岳はここからもうすぐで、頂上は霧の合間から、近くの山々とはるか向こうに白い鳥海山が見えました。
ここから予定を変更し、金明水避難小屋〜夏油温泉へ向かわず往路を戻ることにしました。
今回の山行は花が満開で沢山咲いるお花畑があって感動するものと思っていましたが意外に少なくチョト残念でした。期待しすぎだったかな?

<確認できた花>
シラネアオイ、コバイケイソウ、ヒオウギアヤメ、チングルマ、シナノキンバイ、ギンリョウソウ、コイワカガミ、イワベンケイ、ツバメオモト、リュウキンカ、
ハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、ミズバショウ、マイズルソウ、オニシモツケ、ウスユキソウ、サンカヨウ、ウラジロヨウラク、ベニウツギ                      M 記