NO.440
石 裂 山

コース:加蘇神社社務所前発8:50ー千本桂9:30ー奥の宮10:10ー山頂11:15ー月 山11:40(昼食)12:30ー加蘇神社14:00ー社務所着14:10



 のどかな山村風景の社務所前で準備体操をし出発。手入れされた植林の中、加蘇神社におまいりする。結構な急登が続く中、千本桂をすぎ、時折吹く涼風に助けられながら石裂山名物のクサリ場下で一服。ながいクサリや垂直の梯子を慎重にクリアーしていくと、待望のアカヤシオ。おもわず歓声があがる。山頂は登山者で賑わっており、昼食は次の峰、月山でとる。アカヤシオを堪能しながらの大休止。下りも急下降続きで、小ぶりながら気の抜けない良い山だった。一滴の雨も降らせなかった?リーダ−に感謝の山行だった。       S.T記



 天気のご機嫌で前夜までハラハラさせられ状態の石裂山行は、結局はメデタク実行の運びとなり、春日部駅で全員が集結。新鹿沼からのバスも順調で、少し早めに目的地に到着する。道中、ニリンソウの群落も見られ、辺りは春一色。軽い体操の後いざ出発。
 直後にアカヤシオが早くも出現し、山頂部群落への期待は高まるばかり。さすが人気の山だけあって他の登山グループも多い。沢沿いの道にはコチャルメルソウ、トウゴクサバノオ、ハルトラノオ、イワボタン、コガネネコノメソウ、カテンソウ等の花々が足元を飾っていた。栃木県天然記念物の千本桂を過ぎると岩場が現れ、梯子や鎖の急登が続く。一息ついた場所にはカタクリが点々と花を咲かせていた。ヒメイワカガミの葉は多数あったが花は皆無。咲けばさぞかし見事かと思う。主目的のアカヤシオも姿を見せ始め、その美しさ見事さに皆の口からは感嘆の声が。山頂で記念撮影後、隣の月山に移動し、ここでランチタイム。日光連山の展望が大きい。ここも後から続々と登山者が現れ、中には小さな子供の姿も。早めにランチを切り上げ、一目散の下山。バス停には大余裕で到着した。予報の雨降り出し時刻を過ぎてもその気配は全く無く、今回は良い方向に大ハズレ。それにしても結構蒸し暑い一日で、下山講での冷えたナマの如何に旨かったことか。愉しい一日でした。           O












加蘇神社の階段を登る


迫力の千本桂


クサリ場の前に小休止


なが〜いクサリもクリアー


待望のアカヤシオ


山頂


アップにたえる花!


日光連山を背に


昼食後のまったり


さあ、急下降の下山開始